日経225先物で生き残る術

個別株の短期トレードは難しい

 個人的には個別株で利益を出していた時期もありましたが、兼業で情報を収集する難しさや、思いもよらぬプレス報道や大口投資家に翻弄された挙句に、要らない労力を費やす時間があまりにも多すぎました。

 特に仕手株と呼ばれるような株だとストップ高等、「脳汁」が噴き出すようなイベントに遭遇する事もありますが、決算跨ぎなど安易にしようものなら、織り込み済みというよくわからない理由で「ストップ安」に巻き込まれ、貼り付けの状態で指をくわえているしかないこともあります。

 一方で個別株は超長期の保有には向いていると思います。特に潰れる事のないような会社に、積み立てNISAで積み立てることは、全然ありだと思います。「円」で持っているよりは一定の資産は、NISAで脳死状態で買い続けることをお勧めします。配当が安定した会社を厳選して、分野を分散して購入する事をお勧めします。

日経225先物のリスクは低い?

 先物は怖いといわれていますが全くそんなことはありません。

 資金管理と損切ラインを徹底すればそんな怖いものでは無く、むしろ個別株より立ち回りがしやすい戦場だと思います。

 特に海外の大口が7割を占めているので、コバンザメの様に海外投資家についていく事で利益を積み重ねていく方が安定した利益向上につながると考えています。特にオプション動向や海外の売り、買いポジションから、大体の目安をつけることが出来るので、兼業投資家にとってはしっかりと分析を重ねて、引き付けてからエントリーする事で、勝つ確率は上がってきます。

 あとは、個別株投資よりもブラックボックスになっているところが少ないと感じています。日々の開示情報とヘッドライン、Twitter界隈の傾向で大体の流れは把握できるでしょう。