お金は多ければ多いほど、幸せになると考えていないでしょうか。
いえいえそんなことはありません。よくテレビで活躍されている方が突然、自死してしまう事も増えてきており、幸せの基準はそう簡単にラインを引くことが出来ません。ましてや高収入だから幸福では、決してありません。
2010年の研究では、いずれもノーベル経済学賞受賞者の心理学者ダニエル・カーネマンと経済学者アンガス・ディートンが、収入が人々の感情の2つの側面に与える影響を調べた。
1つ目の側面は、喜びやストレス、悲しみ、怒り、愛情など、生活を心地よいものにしたり不快なものにしたりする生活の質。2つ目の側面は、自分の暮らしについて考えるときに思うこと、つまり暮らしについての自己評価だ。
結果、暮らしについての自己評価では収入による影響が確認され、裕福な人ほど自分の暮らしについて前向きに考えていた。だが、感情面での健全性は収入とともに上がったものの、年収7万5000ドル(約790万円)を境に、それ以上増えても幸福度は上がらなかった。7万5000ドルはインフレを考慮すると現在の9万ドル(約950万円)に相当する。
研究チームは、低収入であることは暮らしの自己評価の低さと感情面の健全性低下の両方に関連しているものの、「高収入は暮らしでの満足は買えるが、幸せは買えない」という皮肉な結論に達した。
引用:ForbesJapan 202102/9ライフスタイル収入と幸福度の比例関係、富裕層でも変わらず。
この記事を読む限り、物価安だったコロナ前であれば800万、コロナ後であれば900万程度の世帯収入があれば幸福な生活が実現でき、そこから上はあまり収入が上がっても幸福度は変わらないのです。
そうするとどうでしょうか、よくある例をとると
夫 理学療法士:管理職(主任・係長・管理者補佐)等 500万/年 かな
妻 プレイヤー(フルタイムパートを含む)等 350/年 かな
と考えるとこれで800万以上を達成できるので、贅沢はできないけどつつましく暮らせる幸福度は得られる計算となりますね。
でも世間的にはどうでしょうか。厚生労働省が示す世帯収入を見てみましょう。
中央値はなんと 437万円 なんですよ!!
参照:出典2019年 国民生活調査の概要
先進国なのに437万円とは安すぎると思わないか。
安すぎます!!これで家族を養っていけるとは思えないです!!
先進国だったはずだが、今では世界14番目まで落ちてしまったのだ。この先の日本を憂うしかない。
幸福度とは程遠い結果です・・・。
世帯年収800万円は遠い夢に終わりそうですが。あきらめてはいけません。
世帯年収800~1000万あれば不自由することなく生活する事は可能なのです。(幸福度も変わりませんしね)でも、子供2人を授かって大学卒業するまでの経済状況を考える1000万は欲しいですよね。
そのためにはまず、世帯で 800万円 を目指していきましょう!!
でもやはり将来の貯蓄を考えると1000万は目指したい!!こののブログでは、それを目指すための基礎学力や知識、投資、副業を通して1000万円を目指すことが出来るようアドバイスをさせて頂きたいと考えております。
皆様と一緒に、稼げる理学療法士を目指して頑張っていきます。
本日は読んでいただきありがとうございました。