理学療法

療法士の年収って?

皆さん療法士で儲かっていますか?

まずは結論からですが、安定した職業ではありますが、給与水準は低く療法士単独で収入を上げていくには、目標をはっきりさせスキルアップや副業を考えていく必要があります。

これは理学療法士の平均年収を示したものです。

療法士の年収の平均値は、35.1歳年収426.5万円男性443万円、女性407万円となっています。

※参考:厚生労働省『令和3年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)

ただし年収の中央値で改めて調べると驚きの結果が!!

 男性:390万、女性312万

となり中央値では400万円を切る結果となっています。かなしい・・・

民間の給与実態統計調査の結果も合わせてごらんください。

※参考:国税庁の平成28年度調査より 国税庁民間給与実態統計調査、統計情報 

こちらの中央値は430万円。(平均値は、上位の年収につられる形で545万円となっていますのであまり参考にはならないでしょう)そうすると 療法士の年収中央値は世間の一般の産業の中央値より低い 結果となりました。

これだけやりがいのある仕事なのに「安すぎる」と感じるのではないでしょうか。「感じない」のであればそれはそれで良いですが・・・寂しいですね。

一般のプレイヤーとして臨床を中心に、開業せずに地道にリハビリテーション一筋の道を選んだ場合、年収500万までは届かないでしょう。

そうするとやはり年齢を重ねて中堅になる30歳半ばあたりに差し掛かるあたりで、マネジメントや経営、リーダースキル、エキスパートの技術、などの更なるスキルがないと一般職として給与を伸ばしていくには限界があるように感じませんか?

自費治療院等を開業する方もおられますが、その道はなかなか険しく、成功するのはほんの一握りで、多くの割合でパートタイムで働いて最低限の安定収入を確保したうえで、自費治療院を運営せざるを得ないこともよく見かけます。

それでは、リスクは低く、最大限収入を上げる方法を以下に説明してまいります。皆様のキャリアアップ、収入アップに繋がれば幸いです。

  1. 自己投資(20代で結婚する前の若い療法士は、出来る限り自己投資をおすすめします)
  2. 投資系(iDeCo、積み立てNISA)
  3. 株式投資
  4. 外部での講演活動

等が安全かつ安定的な収入を実現できると考えています。筆者も講演活動で一時期は月6万前後の副業収入を得ていました。ただし気を付けないといけないのは、公務員や一般の会社でも就業規則で副業禁止を明示してある場合は、投資系以外の収入は禁止されていることがありますので、十分に調べてから副業に取り組んでいきましょう。

以上、療法士の年収から副業の紹介でした。

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